LAFセンサヒータ故障
H20/08/9(15500Km) 本日突然Eg、チエックランプが点灯しました。始動・走行には全く
影響ありません。この車はOBD-U対応の16Pコネクターが運転席下部に備わっています。
スキャンツールは持ち合わせが有りませんので、とりあえず16Pコネクターの4番”アース”
と9番”SCS”ラインをショートさせキーSw.をONの位置にすると、何とチエックランプの
点滅信号が出ました。この時の私の喜びをお察しいただけるでしょうか。点滅信号はホンダ
のトラブルコードで長い点灯4回短い点灯1回で、”41”が出ました。LAFセンサ活性異常
(41-7)又はLAFセンサヒータ回路異常(41-5)のどちらかですが、とりあえずセンサのカプラ
を取外してヒータの抵抗を測定すると、800Kオーム程度が出ました。本来は2.5オームですか
ら明かにヒータ異常で、トラブルコードと一致します。松山の”ホンダ部販”にTELすると
在庫が有りました。新車から2年目ですので保障が効きますから、早速”ホンダ四輪販売”
にTEL.して部品の発注をお願いし、翌10日に無事修理完了しました。ホンダ四輪販売は
以前私がインテグラを購入した店で、工場長を知ってましたので話はスムースに進みまし
た。写真上はLAFセンサでコネクターの右列2本がヒータ回路です。写真下は16pコネク
ターで4-9番をショートさせたところです。
今までの情報では、トラブルコードの呼出しはスキャンツールが無いと出来ないという
ことだったのですが、今回の件で自分でも呼出しが出来る事が分かり、大収穫でした。
但しコードNO.41-7、41-5の内メインコードの41のみの表示ですので、サブコードまでは
分かりません。工場長の話では、この部品で故障が起こるとすればヒータ回路が多いと
言ってました。なおLAFセンサ故障中の影響については、フェイルセーフ機能によって
多少濃い目の空燃比に制御される為、燃費は僅かに悪化傾向になるということでした。
LAFセンサはエキマニ直後の触媒コンバータの入口に、セカンダリO2センサが触媒の出口
に付いてまして、自作のO2メータを運転席に取り付けているのですが、故障後はこのO2
メータの指示値が正常値の0.6Vに対して0.8V位に高くなってました。この事からも、前述
の制御の内容が理解できました。